Written By mathew

2020/21シーズン-移籍がどうでるか-ラッセル・ウェストブルック

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前記事ではカリー、その前はCP3とポイントガードを見てきました。
今回も引き続き、ポイントガードで、つい先日移籍が発表されたラスことラッセル・ウェストブルックの数字を見ていきたいと思います。
2018/19シーズンデビューから10年以上過ごしてきたサンダーから、盟友ジェームズ・ハーデンのいるロケッツへ移籍しました。
しかしHCやGMの退任があり、ハーデンのネッツへの移籍希望のニュースが出たりと再編の空気感のある中、噂のあったウィザーズのジョン・ウォールとのトレードが正式に決まりました。
個人的にはウェストで、これまで牙城を崩せなかったウォリアーズやレブロンとAD中心に復活したレイカーズを倒して優勝を勝ち取って欲しいと思っていたので残念ではありますが、東で元同僚KDとの再戦やラウリーやケンバ、バトラーなど経験値高い選手との対戦やヤニスとの身体能力対決も楽しみです。
ちなみにハーデンがネッツにきたとしたら、過去4年のMVP3人が揃うことになりますね。
2017年MVPで昨年まで3季連続トリプルダブルという驚異の記録を持つラスの数字を見ていきます。

ラスの略歴

  • ラッセル・ウェストブルック3世(Russell Westbrook Ⅲ)
  • 誕生日:1988年11月12日(現在32歳)
  • 出身地:アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロングビーチ
  • 出身大学:UCLA
  • ポジション:ポイントガード(PG)
  • 身長:191cm,体重:91kg,ウィングスパン:203cm,シューズ:エア・ジョーダン
  • 選手経歴:
  • 2008-2019:オクラホマシティ・サンダー
  • 2019-2020:ヒューストン・ロケッツ
  • 2020- :ワシントン・ウィザーズ
  • 受賞歴:
  • MVP:1回(2017)
  • シーズントリプルダブル:3回(2016/17,2017/18,2018/19)
  • NBAオールスター出場:9回(2011~2013,2015~2020)
  • オールNBA1stチーム:2回(2016,2017)
  • オールNBA2ndチーム:5回(2011~2013,2015,2018)
  • オールNBA3rdチーム:2回(2019,2020)
  • 得点王:2回(2015,2017)
  • アシスト王:2回(2018,2019)
  • NBAオールスターMVP:2回(2015,2016)
  • NBAオールルーキー1stチーム:2009
  • オリンピック金メダル:2012(ロンドン)
  • 世界選手権優勝:1回(2010:トルコ)
  • 2008年ドラフト4位(1位はデリック・ローズ)

獲りたい個人タイトルは全て獲ったような、これまでの経歴です。
MVPに得点王、アシスト王、オールスターMVP、、、強いていうなら新人王くらいですが、そんなの関係ないくらい偉大な記録が並んでいます。
何よりもシーズントリプルダブルを3シーズン連続で達成という歴史にも色濃く残るだろう記録を残しました。チームでも世界選手権や五輪での優勝をつかんでいるので、あとはNBAファイナル優勝が欲しいですね。

ラスの各データから見る特徴

russ_data
シーズントリプルダブルの年は、リバウンド/アシスト/ポイントを青くマークしました。
KDの最終年である2015/16シーズンで得点だけでなく平均10アシスト超えと自ら決めるだけではなく、より味方にアシストをするように進化し、KDの抜けたシーズンからは自ら決めつつアシストの水準も下げず、KDやイバカが抜けたことにより、よりディフェンスリバウンドにも積極的になり、守備から攻撃へのスピードアップが始まったように思えます。
スティーブン・アダムズとのコンビが個人的に好きでした。自身に足りない高さをアダムズがゴール下で埋める補完関係でした。
また2018/19シーズンではポール・ジョージにポイントゲッターを譲り、よりアシストやリバウンドに重心を傾けているように見えます。傾向は2017/18シーズンからあり、このシーズンはカーメロ・アンソニーも含め、融合のため修正をしているためか数字もやや落ちているように感じます。
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この激もあってか、まずはどんどん得点を獲りにいく姿勢を見せ成長し、その後に勝つためにアシストやリバウンドも成長させていったと感じるストーリーがありました。
PPP_russ
ラスを感じる数字として、POSS(攻撃回数)があります。
レブロンも凄まじいですが、PGであるラスがこの位置にいることがすごいです。
Why Not?(なぜやらない?)というフレーズで有名な、名門校UCLAからも誘われるほど将来有望なバスケプレイヤーであった幼なじみのケルシー・バーンズ3世が、練習中に病気により命を落としてしまい、ラスは突然訪れた悲劇以降、これまで以上に練習に励むようになり、高校2年次までスターターになれなかったラスが名門UCLAのオファーを勝ち取ったというエピソード。
その幼なじみのKB3の悲劇から、今を大切にするマインドフルネスな姿勢を表すWhy not?の姿勢が感じられる数字となっています。
またラスに続くメンバーがドンチッチとヤングというこれからを担うスターであること、その次がラス飛躍のきっかけを作ったコービーというのも感慨深いです。
FGA_russ
そしてその積極性はシュートの試投数にも表れています。もちろんもっと精度をという声もあるかもしれないですが、時代を象徴するスターであるレブロンやコービーにも負けず劣らずのチャレンジ精神はすごいです。
STL_russ
そして守備での積極性も表れているのは、このスティールのデータです。
CP3やレナードといった守備にも強いイメージのある選手に続き、ラスが3位となっています。
AST_russ
ガンガン攻めるので、あまりPGのイメージがなくなる時もあるのですが、PGと思えるデータとしては、やはりアシストの数字です。笑
どんどん突っ込んで、最終的にアダムズ・カペラに渡すみたいなアシストも含まれているので、否定的な意見もあるのかなとは思いますが、個人的には先述の通り、その連携が好きです。笑
ウィザーズでは、ロビン・ロペスやトーマス・ブライアント、そして八村塁とそういう連携も見れるのかなと思うと楽しみです。

トリプルダブルにまつわる記録

先述の通り、シーズントリプルダブルを3シーズン連続で達成。
実はあまり知られていない、かつ忘れられているかもしれないのが、3スタッツ共に20超えのトリプルダブル達成者でもあります。

  • 通算記録2位(146回)※1位まで35回
  • シーズン記録:1位(2016/17-42回),3位(2018/19-34回),7位(2017/18-25回)
  • 連続試合記録:1位(2019年1月22日〜2月14日)
  • 達成時の得点:2位(2017年3月29日/57得点),6位(2016年10月28日と2017年4月19日/51得点)
  • 史上2人だけのダブルトリプルダブル:1回(2019年4月3日20得点20リバウンド21アシスト)
  • シーズン平均記録:3回(2016/17,2017/18,2018/19)

※2019/20シーズンプレーオフ終了時点
トリプルダブル-wikipedia
達成時の得点1位がハーデンの60得点というのも面白いですし、6位の2017年4月19日はプレーオフで達成しているすごい記録でした。

ウィザーズでの今後はどうなるのか

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ジョン・ウォール不在になってからエースとして活躍してきたブラッドリー・ビールとキャリアの平均で並べてみました。
お互いガンガンいくイメージなので、合わないかなという予測もしていたのですが、数字を見ると割と合うかもしれないと思いました。
3Pの決定率含め攻撃の効率がいいビールと、リバウンド・アシスト・スティールがいいラスのコンビネーションは見応えがありそうです。ディフェンス→オフェンスの切り替え部分はラスが担い、フィニッシュはビールやゴール下のトーマスブライアントや八村塁が決める。
またラスがドライブを仕掛けるときはビールやベルタンスの3Pが効果発揮しそうです。ここは八村塁も是非3Pを磨いて参加して欲しいです。
そしてHCスコット・ブルックスは、2007-2015年にサンダーを指揮していた指揮官なのでラスの特徴の活かし方も心得ていると信じたいです。
個人的に新シーズンのウィザーズは、上位争いに入っていけるんでは?と期待しています。
ラスがプレーオフを逃す姿もあまり想像できないし、昨シーズン大車輪だったビールが負担が減り、もっと活きる可能性も感じています。
楽しみなシーズンとなりそうです。