Written By mathew

NBA2020/21シーズン・下馬評通り!?序盤戦好調サンズを振り返る

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NBA.comのStatsページから得たデータを元に数字を分析していきたいと思います。
今回は、2020/21シーズン序盤戦を下馬評通り!?の好調を見せたフェニックス・サンズを振り返ってみます。
オールスタークラスのエースであるデビン・ブッカーと2018年ドンチッチやヤングを抑えてドラフト1位となったセンターのディアンドレ・エイトンを中心としたチームに、昨シーズン下位予想の多かったサンダーをプレーオフに導き、更に評価をあげたクリス・ポール、NBAファイナルでヒートでの活躍も記憶に新しいジェイ・クラウダーを加え強力なスカッドとなったサンズはどんな特徴があるのかスタッツから見てみたいと思います。

2020/21シーズン-2年連続移籍-クリス・ポール

NBAStats用語メモ

  1. 主なチームスタッツ・RTG
  2. リーグ平均以上スタッツ項目
  3. プレイヤースタッツ

主なチームスタッツ・RTG

rank
6勝3敗の全体で5位タイ・王者レイカーズに続く西2位と好位置につけています。
続いてRTGを見てみます。
OFFRTG
DEFRTG
NETRTG
まずOFFRTGはリーグ平均やや上の110.9点です。
OFFRTGは1位のバックスがダントツすぎてかすみますが、サンズも十分リーグトップ集団レベルにあります。
続いてDEFRTGは3位の105点、結果NETRTGは+6点の5位となっており、ここからリーグ上位に入る好調な序盤戦になっていることがわかります。
ちなみに2010年以降のRTGは下記です。
RTG10-21
サンズにとってのこの約10年間はNETRTGで、プラスがわずか2回と苦しい10年間だったことがわかります。
数少ないプラスの年である2013/14シーズンは、ドラギッチやモリス兄弟、PJタッカーやエリック・ブレッドソーが在籍していた時期です。渋いチームですね。笑
そして昨シーズン。0.5点なのでプラスというのは微妙ですが。。。
2009/10シーズンを最後にプレーオフ進出もままならず苦しんできたサンズがついに羽ばたくのか、期待できる序盤戦となっています。

リーグ平均以上スタッツ項目

FG%
3P%
まず平均以上となっているスタッツでFG%と3P%を見てみます。
平均超えではあるものの、なんとなく微妙ですね。
FG%3P%推移
ただサンズ目線で見ると、3P%は上がってきています。
つまりサンズとしては3P%も平均以上に入ってきたことは、大きな進歩と言えるかもしれません。
TOV
TOV推移
そしてターンオーバー数では平均よりも少なく、サンズとしても近年では最少クラスに抑えられており、着実に成長していることがわかります。
EFG%
EFG%推移
そして着実に強くなっていることを感じるのがEFG%です。
リーグ平均を超えて、リーグ内で8位。そしてここ約10年の中で飛び抜けて飛躍しています。

プレイヤースタッツ

PTS-FG%
まずはポイントとFG%です。
7人2桁得点獲れていてバランスがよく、今シーズンはブッカーが21点ほどと依存度も少ないのが好ポイントです。
3P19-20
3P20-21
そして3P決定数・試投数・決定率です。
昨シーズンは40%以上の決定率を残していたのが2人のみでしたが、今シーズンは5人とどこからでも3Pが打てるチームに変貌しています。
なのでチームとしてのEFG%も上がり、勝てるチームに変貌してきていることがわかります。
また下記記事でも記載したように、キャメロン・ジョンソンとミケル・ブリッジズの2人はキャッチアンドシュートの名手であり、2人が決定数・決定率ともに伸ばしているのも注目に値します。

NBA2020/21シーズン・2021年日程スタートから1週間!!ここまでのコアスタッツ上位選手を見てみる②


RTG19-20
RTG20-21
次は各RTGです。
2019/20シーズンはNETRTGでプラスの選手が8人で、10点を超える選手がキャメロン・ペインただ一人でしたが、今シーズンはプラスの選手自体は9人とさほど変わらないものの、10点超えが6人と大幅に増えています。
また意外とベンチメンバーがしっかり結果を出せていることがわかり、サンズのチーム力の高さが伺えます。
今シーズンのサンズは、3Pの向上とベンチメンバーの底上げが大きく寄与していることがわかりました。
エースのブッカー、2018ドラフト1位センターのエイトンに、リーグNo.1PGと言っても過言ではないCP3を始め、ブリッジズとキャメロン・ジョンソンのキャッチアンド3P、ベンチメンバーの効果を注目すると楽しいかもしれません。