Written By mathew

2020/21プレシーズンのデータからシーズンを占ってみる-ウォリアーズ-

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NBA.comのStatsページから得たデータを元に数字を分析していきたいと思います。
今回はゴールデンステート・ウォリアーズのプレシーズン3試合のデータと過去シーズンを比較し、今シーズンを占ってみたいと思います。
主力の移籍に、主力の怪我と思うようにシーズンを送れなかった昨シーズン。昨シーズン経験を積めたメンバーとウーブレイJr.を始めとした新メンバーに、カリーやルーニーという元来の主力メンバーの融合での巻き返しに、個人的にすごく期待しています。
またドレイモンド・グリーンの復帰も待たれます。

NBAStats用語メモ

  1. 王朝時代を上回る3P成功数
  2. 得点数より重要な攻撃と守備のレーティング
  3. 攻撃の非効率さと守備の向上
  4. 復活の為に必要なこと

王朝時代を上回る3P成功数

GSW_3PM
まずは突出すべきは、3P成功数です。
2014/15~2018/19のまさにウォリアーズ王朝とも言える最盛期の数字を上回る1試合あたりの決定数を残しています。
そこから繋がってくるデータとして、平均得点数があります。
GSW_PTS
3P決定数が上がることにより得点数も増えています。まだ最盛期ほどではないですが、昨シーズンより攻撃面で期待が出来そうです。

得点数より重要な攻撃と守備のレーティング

GSW_RTG
得点数は昨シーズンよりも伸びている反面、100ポゼッションあたりの得点数は昨シーズンよりも更に減っています。
これが何を表すかというと、攻撃の効率が下がっていることが考えられます。
ただし注目すべきは、守備のレーティングはこの10年間でも最も低い数値となっており守備の改善が見受けられます。

攻撃の非効率さと守備の向上

OFF_GSW
FG%、3P%、FT%3項目で過去10シーズンの中でも最低クラスの数字となっています。ここには載せていませんがアシストでも最低クラスの数字となっており、攻撃面での課題はとにかく精度を上げること・精度を上げやすくするためにボールムーブのレベルをあげて、フリーの選手を多く作る必要があります。
カリーの関わる攻撃では、最盛期に見られたような攻撃も見られ、強いウォリアーズを垣間見ることが出来るので、いかにウィギンズやウーブレイJr.、パスカルあたりが中心とした攻撃も構築できるかが鍵となりそうです。
DEF_GSW
守備面では、REB、STL、BLKと過去最高の数字を残しています。
守備の強さでも定評のあった最盛期のウォリアーズなので、現在のチームビルディングでもしっかり守備を大切にしていることがわかります。
ただこの数値が良いことが単純にチームとしていいかは別の話で、先程の得点数が多いのにOFF_RTGが低いというのは、ペースの早い試合を行なっている表れでもあるため、守備の数字もペースが早い試合の中で機会が多くなっていると考えられる部分があります。
PACE_GSW

復活の為に必要なこと

前述の通り、ボールムーブを増やし、アシストからのフリーでのシュートで得点効率を高めること、またボールムーブの改善と並行して新しい攻撃パターンも増やし、得点数に繋ぐ必要があります。
その兆しはプレシーズンでも見られています。
例えばカリーからウィギンズへのタッチダウンパスもプレシーズンでみられるように、昨シーズンレブロンADコンビの必殺技を取り入れるなど、これまでのウォリアーズではあまりみられなかった攻撃も取り入れており、カリーやグリーンからワイズマンやウィギンズへのタッチダウンパスなど新しい選択肢もみせてくるかもしれません。
3P試投数は圧倒的に過去最高の数値を叩き出しているので、精度の向上で今シーズンの復活を期待しています。
3P_GSW