Written By mathew

NBA-オフェンスリバウンドと他の数字との相関推移を調べてみました-96/97~19/20シーズン

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NBA.comのStatsページから得たデータを元に数字を分析していきたいと思います。
今回はチームのオフェンスリバウンド%と他の数字との相関推移から、取得出来た96/97~19/20シーズンのデータの相関推移を見て傾向を紐解いてみます。
ちなみにオフェンスリバウンド%とは、オフェンスリバウンド獲れる機会の中で何%リバウンド獲れたかの数字です。
各データのスタッツ名の解説のページも作ってみましたので参考にしてみてください。

NBAStats用語メモ

  1. 2ndChancePointとの相関推移
  2. ペイントエリア内での得点数との相関推移
  3. FGA,3PA,2PAとの相関推移
  4. DREB,FGA,FG%との相関推移

2ndChancePointとの相関推移

Oreb%-2ndPts
2ndChancePointとは、オフェンスリバウンド後のチーム/プレイヤーの得点数を指します。
なぜ相関を見てみたかというとオフェンスリバウンドを獲ってから2ndChancePointが獲れるか否かに繋がる為、最近はオフェンスリバウンドが減っているというのを楽天NBAの「てらこやNBA」で聞いたことがあった為、2ndChancePointはどうなっているか気になりました。
結果的に見てみると2ndChancePointは、この25年ほどの間でほとんど変化なしでした。
しかしオフェンスリバウンドは、この25年ほどで3本くらい減っており青の棒の%も7%くらい減っています。
つまり2ndChancePointの精度が上がっていることがわかります。このあたりからも攻撃の効率が上がっていることがわかります。
最も効率よく2ndChancePointを決めているイメージがあるのは、ADだと思います。

ペイントエリア内での得点数との相関推移

oreb-pitp
ペイントエリア(制限区域)内とは、フリースローラインよりゴール側のゴール下のエリアのことです。
ざっくり言うとゴール下の得点です。
オフェンスリバウンドは先述の通りに減少傾向ですが、ペイントエリアでの得点は増加傾向にあります。ゴール下でのせめぎ合いは、むしろ激しくなっていて、アタックの割に精度は上がっているor保てていることが推測できます。

FGA,3PA,2PAとの相関推移

FGA-3PA-2PA-oreb
フィールドゴールの試投はこの25年間ほどで8~9本増加してきていますが、その中でも2Pは10本程度下がってきていて3Pは3倍近く増加しています。
ここから推測できるのはフィールドゴールを撃つ機会は増えていてオフェンスリバウンドする機会は増えているが、3Pの効率性に徐々に気づき3Pの打てるチームが増えて、結果として3Pを撃つ回数を増やすためペイントエリアの人数を減らし3Pラインで戦う傾向が増えていると考えられます。
よって先程のペイントエリアのポイントの増加は、ペイントエリア内での戦いも制しやすくなり3P多投と、欺いてのペイントエリアのアタックも増えているということだと思います。

そのイメージが湧きやすい選手としては、ジェームズ・ハーデンやカリーのプレーが代表的でしょうか。3Pを多く打ち、決めれる選手だからこそドライブした時のペイントでの得点も獲りやすくなっています。

DREB,FGA,FG%との相関推移

DREB-FGA-FG%-OREB
シュート数は増えたが、オフェンスリバウンドは減っていることがわかりました。
それではシュートの精度はどうなったのか。シュート精度はこの25年ほどで精度がほとんど変わっていません。
シュート数が増えても精度は変わらないというのは凄いことですね。
そうすると落ちてくるボールは増えているはずだが、どこにいっているのか。ディフェンスリバウンドにいっています。
おおよそ6本ほど増えています。攻撃側は3Pラインにビッグマンも参加しスクリーンや時には3Pを撃つことも求められるようになったことで、守備側はペイントの中でディフェンスリバウンドが獲りやすくなったことが考えられます。
そこからわかることは、ウェストブルックやドンチッチといったゲームメイクするタイプもディフェンスリバウンドが獲りやすくなって、攻撃への切り替えが早くなっていることが考えられます。

これからのNBAがどのように変化していくのか、現状は攻撃がどんどん有利になっていく状況ですが、凌駕する守備戦術が登場するのか楽しみですね。