Written By mathew

(ネタバレ注意!!)NBA2020Finalチームスタッツ

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NBA2020Finalチームスタッツ
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ロサンゼルス・レイカーズの見事な優勝で幕を閉じた2020年のNBA Final。
コービー・ブライアントの死、コロナウイルスによるシーズンの中断、バブルでのプレーオフと想像も出来ない出来事の連続であったシーズンが終了しました。

今シーズンは、ザイオン・ウィリアムソンや新人王のジャ・モラント、RJバレットにケンドリック・ナン、Finalでの活躍が記憶に新しいタイラー・ヒーロー、エリック・パスカルに我らが八村塁など新人豊作年でした。
また昨シーズン同じように鮮烈デビューしたルカ・ドンチッチやトレイ・ヤングがオールスタースターターに駆け上がる更なる躍進を遂げたり、クリス・ポールという最高のチームメイトであり、コーチを得たシェイ・ギルジャス・アレキサンダーの大活躍と昨シーズンのルーキーも大活躍。
更に3年目のドノバン・ミッチェル、ジェイソン・テイタム、ベン・シモンズのオールスター選出。プレーオフでのジャマール・マレーのインパクトと若手選手の躍進が際立ちました。

デビン・ブッカーのオールスター出場や、シーディングゲームでの大活躍し、選手として更に格を上げた感のあるデイミアン・リラード。

チームとしては、デンバー・ナゲッツとマイアミ・ヒートのプレイオフでの躍進。
前述のクリス・ポールとシェイ・ギルジャス・アレキサンダーの活躍でウェストブルックとポール・ジョージのオールスターデュオを失いながら躍進したオクラホマシティ・サンダーの活躍。

カワイ・レナードを失ったディフェンディング・チャンピオンのトロント・ラプターズのブレない強さ。
ケンバ・ウォーカーの加入で安定をもたらしたボストン・セルティックスと東の強豪は来季への期待感を感じさせるシーズンとなりました。

5年連続ファイナルに進出したツケか、怪我人続出と選手の入替のダブルダメージで、まさかの最下位に終わったゴールデンステート・ウォリアーズ。
チームも個人としても最高の成績でありながらプレイオフで早々に姿を消した、ヤニス・アデトクンボ中心のミルウォーキー・バックス。

また今年はスーパー・デュオが目立った1年でした。
マヴスのドンチッチ/クリスタス・ポルジンスキのユーロデュオに、クリッパーズのカワイ・レナードとポール・ジョージの守備も出来るエースデュオ。
ロケッツのジェイムス・ハーデンとラッセル・ウェストブルックのシーズンMVPデュオ。
そんな中でもレイカーズのレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスはNBA最強と言えるデュオでした。

レイカーズ/ヒートのチームスタッツ

ここではレイカーズとヒートのチームスタッツを振り返ります。
今回のFinalの勝敗を分けた部分としては、シュートをとにかく打つことが明暗を分けたと思います。

FG/3Pで見えてくる明暗

FG_3P_NBA2020
レイカーズとヒートのFG/3Pの成功率/試投数/成功数を見ると、レイカーズの積極性が際立ちます。
FGでは互角の印象。3Pでも成功率を見ると一見ヒートの方が優位に見えますが、試投数でヒートを圧倒しており、結果として敗戦した第5戦を除き、成功数で5戦上回っています。
ただしシュートを外す本数が増えれば、単純にターンオーバーが増えるものです。

ターンオーバーをカバーするレイカーズの強さ

TO_RB_2020
ターンオーバーは、想像どおりヒートの方が少ないです。
ただしターンオーバーの差を見ると、敗戦した第3戦の7本差を抜くと、2~4本差で抑えています。

それが意味するのは、そのターンオーバーの差を見事にオフェンスリバウンドの差で埋めています。
ターンオーバーされる分をオフェンスリバウンドによるセカンドチャンスで埋めることで、問題が問題でなくなる。
結果としてレイカーズの選手は、3Pをどんどん打てるようになっています。どんどん打つことにより成功数で上回ることで、ヒートに差をつける要因となっています。

更に差をつけた要因

st_bl_2020
レイカーズはターンオーバーされることはある程度受け入れながらも、自分達もターンオーバーを拾う為、スティールとブロックでヒートに差をつけました。

まとめると

オフェンスリバウンドを、AD・ハワード・レブロン中心にどんどん取りにいくことで、3Pを打つ回数を増やす。
またAD・レブロン・カルーソやロンド、KCPがスティールで、AD・レブロン・ハワードでブロックすることで相手のターンオーバーを増やして、チャンスをつむ。
序盤から積極的にいくことで早々に勝負を決め、チームの体力を維持していく。

レブロンを休ませられるカルーソ・ロンド、ADを休ませられるハワード・クーズマ。またレブロン・ADお互いにお互いを休ませられる。
そのオプションの多さがレイカーズに勝利を近づけたと思います。

ヒートが勝つためには、何よりバトラー・アデバヨ・ドラギッチが万全であることが重要でした。
またヒーローやダンカン・ロビンソンがもっと積極的にシュートを打てていれば、戦況は変わっていたかもしれません。

ヒートがアデトクンボを狙っているという噂もあり、そうすればゴール下の強さが増強され、シューターがどんどん打てる環境に近づくので、レイカーズへのリベンジを狙えるチームに変貌するかもしれません。
あとはキャブスのトリスタン・トンプソンやケビン・ラブあたりが、減棒を受け入れてヒートにきてくれたりしたら、弱点が克服され、更に強くなる可能性を感じます。

来シーズンは、東ではケビン・デュラントとカイリー・アービングがどのような融合をするか楽しみなブルックリン・ネッツ。
ドッグ・リバース就任で、どのように変化するか楽しみな76ers。
前述の通り、来季も上位に顔出すであろうラプターズとセルティックス。また監督が変わって、どう変わるかペイサーズ。
あとはヤニスの動き次第で大きな変化を見せるでしょう。

西はなんといってもカリー・トンプソン・グリーンの完全復活を期待したいウォリアーズ。
ニックス行きの噂があるウェストブルックやダントーニHC辞任でどうなるロケッツ。個人的にはヤニスとハーデンを観てみたいです。笑
逆襲に燃えるクリッパーズ、ドンチッチの更なる成長が観たいマヴス。
安定感ある西の強豪ナゲッツとジャズ。
35歳とは思えないピークを維持しているかのようなレブロンが、どこまで最前線でやるかも観てみたいレイカーズ。

来シーズンも楽しみです。