Written By mathew

(ネタバレ注意!!)NBA2020プレーオフ/ロサンゼルス・レイカーズ

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10年越しのファイナルへ
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ついにレイカーズが2009-2010シーズン以来となるNBAファイナル進出を決めました。
デンバー・ナゲッツのジャマール・マレー、ニコラ・ヨキッチ、ジェレミー・グラントというプレーオフ全体で出場時間TOP3の3選手に最後まで粘られるも、マレーの価値ある得点をすぐに打ち消すADの3ポイントや、ここぞで刺すとどめのレブロンの連続ポイントで西決勝を制しました。

それにしても右足を引きずりながらもエースとして奮闘するマレーや疲れをもろともせずチームを牽引するヨキッチとグラントに、チームを信じるマローンHCの諦めない姿には感動しました。
グラントはサンダー時代から考えると大きな成長を見せていて嬉しかったです。

そしてレイカーズの面々の選手の1プレーに対して皆んな喜びやガッツポーズを見せる一体感に強さを感じました。

ラジョン・ロンド(セルティックス時代)やダニー・グリーン(スパーズとラプターズ時代)に、強力なバックアップとしてジャベール・マギーやクイン・クック(ウォーリアーズ時代)とJRスミス(キャバリアーズ時代)に、そしてキング・レブロン(ヒートとキャバリアーズ時代)とファイナル優勝経験者を多数揃え、オールスタースターターのADに、今や地元の人気者アレックス・カルーソ、元オールスタースターターセンターのドワイト・ハワードと強力で、いよいよ化けるかカイル・クーズマとそんなメンバーの中スターターに名を連ねるKCPやモリスと、強豪ひしめくウェスタンの中で選手層の厚みとチームのまとまりと確かな強さを見せつけました。

チーム成績・好スタッツ部分(プレーオフ16チーム内)

ゴール下を制し、チームワークの醸成を見せたレイカーズ

  • フィールドゴール成功率49.5%(1位)
  • 平均オフェンスリバウンド10.5本(2位)
  • 平均得点113.7点(3位)
  • 平均アシスト26本(1位)
  • 平均スティール9.3本(3位)
  • 平均ブロック5.6本(1位)

やはりゴール下を制している事がわかるデータとなっている。
課題部分で出てくる低めの3P成功率もオフェンスリバウンドでセカンドチャンスを作り、高いフィールドゴール成功率で、しっかり得点をあげる事で平均得点も上位に連ねている。

またディフェンスリバウンドの少なさはチームとしては意外に感じるデータだが、そもそもスティールでターンオーバーしたり、ブロックで点を食い止めたり出来ていることによりシュートを打たれる回数を減らせている部分も大きいように見えます。

チーム成績・課題部分(プレーオフ16チーム内)

ターンオーバーとファウルトラブルが凶と出る可能性も。

  • 3P成功率35.4%(11位)
  • フリースロー成功率74%(13位)
  • 平均ディフェンスリバウンド33.3本(11位)
  • 平均ターンオーバー16本(14位)
  • 平均パーソナルファウル23.3本(15位)

ファウル数は、ハワードやモリス、カルーソといったディフェンスで主に体を張っている面々に多い印象があり、選手個人個人としては退場はしたくないであろうが、チームとしては、ハワード→マギー、モリス→カルーソと、それぞれ似たタイプのバックアップがいる為、問題ないでしょう。
チームとしても必要なファウルは必要と判断できる強さを感じられます。

問題はターンオーバーの部分でしょうか。
高さで勝負している分、止むを得ない気もしますが、東のヒートのバトラーやセルティックスのスマートあたりは、ターンオーバーするようなディフェンスをしっかり狙ってくると考えられるので、いかにそこを抑えられるかが、よりレイカーズが優位に立つために重要になるかもしれません。

選手成績・好スタッツ部分(プレーオフ16チーム内)

スーパーデュオの強さ光る

  • 平均得点⇨アンソニー・デイビス28.8点(5位)・レブロン・ジェームズ26.7点(8位)
  • 平均アシスト⇨レブロン・ジェームズ8.9本(3位)・ラジョン・ロンド7.2本(6位)
  • 平均スティール⇨ラジョン・ロンド1.6本(8位)
  • 得失点差⇨ダニー・グリーン+138(1位)・アンソニー・デイビス+135(2位)・レブロン・ジェームズ+129(3位)
  • トータル出場時間⇨アンソニー・デイビス538.5分(8位)・レブロン・ジェームズ525分(9位)

※注目したいのは、ADとレブロンへの依存度が軽減されている点です。
ファイナルまで進出した割に出場時間が上位にきていない事・上位7名はナゲッツ3人とセルティックス4人で、東の決勝の決着がつく時にはバム・アデバヨとジミー・バトラーがADとレブロンを抜き、浮上する。
セルティックスの粘り次第では、ゴラン・ドラギッチもADとレブロンを抜くでしょう。

またセルティックスが逆転でファイナル進出した場合も、もちろん既に上位にいるジェイレン・ブラウンやテイタム、スマートにケンバに加え、ダニエル・タイスまでADやレブロンを超える出場時間になる為、疲労度合いで上回ることになる。
ヒート・セルティックスのどちらがきても、レイカーズの方がフレッシュな状態で戦える可能性が高くなっている。

またAD不在時もハワードやマギーがおり、高さは補える。そしてロンドを出せば、レブロンをADの代わりにもできる。
レブロン不在でもカルーソとロンドでPGを回せる上に、KCPやモリス、ダニー・グリーンといぶし銀な活躍で支えられる為、レイカーズの10年ぶりのファイナル制覇にむけて死角は限りなく少ないように見えます。

今回ファイナル制覇をすると、歴代優勝回数17回で1位のセルティックスと並び、1位タイとなるレイカーズ。
今年勝つことはとても重要と認識するレイカーズのクライマックスまで、あと少し。最後まで見逃せません。