Written By mathew

Airborne Lard-Hudson Mohawke-

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早熟の更なる成熟
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Hudson Mohawke(ハドソン モホーク)は、スコットランド・グラスゴー出身のエレクトロニックミュージシャン・プロデューサーです。
本名は、ロス・バーチャードです。

12歳の頃にはプレイステーションでビートを作り始めており、14歳の時にはDJ技術を競い合う世界大会であるDMCのイギリス大会で最年少ファイナリストとなった。

Flying Lotusが牽引するL.A.ビートシーンに心酔していて、HIPHOPやTECHNOを混ぜ合わせたDJとしても才能を発揮しています。
Warpに所属しており、LuniceとTNGHTとしても活動していた。


MacBook AirとのCMもカッコ良かったです。

今年に入り、未発表音源を集めた新作「B.B.H.E」「Poom Gems」を立て続けにリリースしたHudson Mohawkeが更に未発表音源集である新作「Airborne Lard」をリリースしました。
この3枚の未発表音源集は、古くは2000年代半ばHudson Mohawkeが20代前半に制作したものも含まれており、若き日の尖ったサウンドのものも含まれています。

またアートワークには、カニエ・ウェストのマーチャンダイズデザインなどを手掛けているカリ・ソーンヒル・デヴィットが手掛けています。
今作は2015年リリースの「Lantern」にも通ずる直感的なカラフルなアルバムになっています。

徐々に迫りくるサウンドからのグルーヴが心地いい「Be Ur Fantasy」、叙情的な緩やかなサウンドにビートを混ぜ合わせた「3_2」、ビートとドラム音による前述のLanternに通ずるサウンドの「Cypress Phil」。
ヴォーカルのサンプリング音とHudson Mohawkeらしいビート音が重なる「Chocolate Keytar」、低音のループが気持ちいい「Juggler」、ライブで聴きたい小さな高揚感のループが最高な「Costas」、DJで繋ぎに混ぜると絶妙な味を出しそうな「Eternal Blonde」「Bunsen Honeydew」「Maybe It’s Dawn」という1分弱の短いながら味のある楽曲。

最後には人間の呼吸のような、どこか都市を歩いているかのような感覚になる「Human」で締め括ります。
通常のオリジナルアルバムと遜色のない仕上がりのアルバムとなっています。