Written By mathew

The Jitters-Dorian Concept-

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待ち望んだ遊び
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Dorian Concept(ドリアン コンセプト)は、オーストリア・ウィーン生まれの作曲家・プロデューサー・キーボードアーティストです。
本名は、オリバー・トーマス・ジョンソンです。

ジャズやファンク・ヒップホップ・エレクトロニックやアンビエントなど様々なソースを活用し、mixして仕上げるサウンドが特徴です。
オーストリアのファンクバンド、ジェイコブズ・ソルティアンド・バンブーズ・リングラダー(JSBL)のメンバーでもあります。

またFlying Lotusのキーボード奏者としてもツアーに参加し、The Cinematic Orchestraのツアーにもサポートとして参加していました

microKORGを使用した演奏での凄まじい技巧を駆使した演奏とジャズの要素を感じるサウンドが魅力的で、Joined Endsの時にはmicroKORGから離れたサウンドで新しい才能を披露していましたが、今作は原点回帰したかのような音で次々と迫りくるサウンドが復活しました。

この次々と迫りくる激しく手を動かし、気持ちの良い音の繰り返しが私にはオリバーが遊んでいるようにも見え、至極です。
2020年9月25日リリースの今作は、全部で8曲収録しています。

直近リリースのBooth ThurstのLiveセットや、J BuyersのAcoustic Ver.もあったりと豪華な内容となっています。
2011年にスタジオコーストで開催されたSonarSound TokyoのSonarDomeで繰り広げられたDorian Conceptのライブパフォーマンスは未だに忘れられなくて、今作はそのライヴを思い出させる大好きなDorian Conceptサウンドとなっています。

それにしても2011年のSonarSound Tokyoは豪華でした。
メインステージではFlying Lotus、Modeselektor、UnderworldのDJ SetにRyoji Ikeda、Battles、Rovo、高木正勝、Kode9にclammbonのmitoのサイドプロジェクトであるdot i/oに、サブの最高な小さいステージSonarDomeではHudson Mohawke、Daisuke Tanabe、TOKiMONSTA、LuniceにこのDorian Conceptが出ていました。


またやってほしいです

アルバムに話を戻しますと、
1曲目のEigendynamik(Elevator Version)では、ベース音(Thundercat)のようなサウンドが特徴的でありながら、Dorian Conceptならではの電子音が絶妙です。

2曲目のA Mother’s Lament(Alt Take)では、Joined Endからの流れを感じさせるサウンドで緩急の緩としてのサウンドで、3曲目の先述のBooth ThurstのLiveセットでDorian Concept酎を酔わすサウンドを展開します。
からの4曲目Failures Ⅲで、更にDorian Concept酎を酔わす音の応酬と中間あたりでの引きが気持ちいいアクセントを演出します。

5曲目のJ Buyers(Acoustic Version)で心地いいサウンドを挟み、6曲目のE13(Alt Take)でDorian Conceptらしい遊びのあるサウンドで引き込まれます
7曲目はDorian Concept風ジャズという感じのOne for the Wandering Mind、8曲目ではBand VersionでのPedestriansでBandでのDorian Conceptの遊びあるサウンドを展開し、JSBLも観てみたい気分になります

これまでのDorian Conceptを一気に振り返るような集大成的なアルバムとなっています