Written By mathew

Heaven Inc. EP-Shlohmo-

MUSIC Recommend

====================================
多重なる音の天国
====================================

ヘンリー・ローファーことShlohmo(シュローモ)は、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス出身のエレクトロニックミュージシャンであり、プロデューサーです。

シューゲイズ、R&B、アシッド、IDMなど様々な影響が感じ取れるサウンドの実験的な作品で知られています。

メロウなサウンドとダークな世界観を混ぜ合わせたサウンドが特徴で、デビュー作「Bad Vibes」ではFlying Lotusと比較され、一躍LAビートシーンで注目を集めました。

また初期のポストマローンのトラック制作も代表的な活動の一つであり、ドレイクやグッチ・メインのRemixを手がけたことでも有名です。

アルバム「The End」を昨年リリースしてから精力的に活動を続け、今年はSingle「Why」もリリース。
更に今月、ビートメーカーとしてのセンスを感じられる作品EP「Heaven Inc.」をリリースしました。

2015年リリースのアルバム「Dark Red」でもそうだったが、音圧がありながら繊細さも感じられ、個人的に気持ちの良いサウンドに耳を掴まれっぱなしのような感覚に陥りました。
今作も同じく1曲目のHeaven Inc.から気持ちい音圧の静と動、動と静の動きのある展開に耳を掴まれっぱなしでした。

家で仕事しながら、初めて聴いたが、とても仕事に集中できなくなるので、聴くのをやめました。笑

仕事しながらじゃなければ、とても最高なサウンドで、お酒を永遠と飲めるサウンドです。

2曲目の「Looking at Plants」は、緩やかなアンビエントさも感じるサウンドで、1曲目との対比で、EPとしての心地のいい動と静が感じられる展開になっています。

3曲目の「Misanthrope」では、ダークな世界観が見事に表現されており、ここまでの静と動ではない壮大さも感じるサウンドとなっていて、間に入ってくるピュンピュン音も絶妙なスパイスとして響きます。

絶妙な残像で、どこかシューゲイザー感もあり、ただダークな曲ではない素晴らしい1曲となっています。

4曲目の「Nice & Shiny」もダークなサウンドからの出だし。
サンプリングのサウンドが山なりに大きくなり、だんだんそこから下がっていく。

このEPのエンディングというサウンドで心地よく終わる。
EPを通して聴いたときの心地よさ、1曲目の衝動から気付いたら心地よく綺麗に終わっている。

早くも次のアルバムリリースが楽しみになる作品でした。