Written By mathew

Recommend Music Vol.3

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多士済々な才能が奏でる楽曲を楽しんでみてほしい5枚

今週は、異色の経歴や異色の兼業をしている多士済々なアーティストや新しい才能が奏でる曲や、宇宙を感じたり、昼下がりに気持ちよく聴いたアルバムをご紹介します。

⚫︎今週のおすすめ5枚
(アーティスト名/リリースタイトル)
・WONK/EYES
最初の1枚はこちら。
東京を拠点に活動するエクスペリメンタル・ソウルバンドであるWONK(ウォンク)。

エクスペリメンタル・ソウルって何っていう感じだが、意味は本人達が意味合いはなくジャンルフリーだが、分かりやすさ重視でソウルと入れて、今では2010年代に定義された、ネオソウルをベースにR&B、JAZZ、シンセ、ELECTROサウンドを融合させたフューチャーソウルと言うサウンドを鳴らすことを言うようです。

つまりR&BやJAZZ、シンセサウンド、ELECTROサウンドとなんでもありの新しいサウンドのソウル・ミュージックです。

メンバーもバンドとしても様々な活動をしており、2020年1月には香取慎吾のソロアルバムに楽曲提供・共演したり、iriやKing Gnu、ちゃんMARI、Ryohuなどとコラボレーションを行うなど、幅広い活動をしています。

メンバーの経歴やプロフィールも強烈で、
Vo:長塚健斗(ながつかけんと)→フレンチビストロ料理長を経験・現在はクックパッドTVで自身のチャンネルを持っています。

Ba:井上幹(いのうえかん)→現在IT企業の社員としても活動しており、ゲームのSE/BGM制作、組込やサウンドデザインを行なっています。

Key:江崎文武(えざきあやたけ)→博多華丸やリリーフランキー出演の音楽監督をしたり、所属レーベルではデザインを監修し、各種グラフィックを手掛けています。

Dr:荒田洸(あらたひかる)→アパレルブランドでディレクター経験もあるWONKのリーダーであり、HIPHOPシーンで楽曲やバンドサウンドのプロデュースを行なったり、現在はディレクター経験を活かしアパレル商品の企画を目下進行中のようです。

そんな多士済々なWONKの4枚目のアルバムである「EYES」。
2020年6月17日リリース。
全部で22曲ある高度な情報社会における多様な価値観と宇宙をテーマにしたコンセプトアルバム。

これまでの曲よりも音楽の精度が高く感じ、それぞれの曲がたっていて、全体感で気持ちよく聴けるし、各1曲をフォーカスしても聴きやすいです。

選抜した1曲をプレイリストに入れるなり、アルバムとして通して聴くにも向いたアルバム。
流れ的には個人的に4曲目Orange Mug〜9曲目Blue Moonの流れが最高です。

ビールのつまみに最高です。笑
ベースが動き回っているのにグルーヴがまとまっていて音圧もあり、気持ちいい。

7月22日発売の完全予約限定生産の3D CGアーティストnagafujirikuが手掛けた24ページのアートブック付きの同アルバムもリリースされるので、是非試してみてほしいです。

・Lone/Not Seeing Is a Flower
2枚目はこちら。
2019年11月8日リリース。
UKのプロデューサーLone(ローン)が昨年新設した主宰レーベルAncient Astronautsからリリースしたシングル。

Radioheadにリミキサーに選ばれたり、2014年にGilles Petersonにベストトラック(Lone:“2 is 8”)に選ばれたりと世界的なプロデューサーであるLone。

UKレイヴやデトロイトテクノの影響を受けたサウンドと、アルバムGalaxy Gardenに代表される、どこか宇宙のような星が見えてきそうなサウンドが気持ちいいです。

そのどこか宇宙のようなサウンドが少し混じりつつ、低いとことから上げてくる低音の重なりが気持ちの良い2曲目Not Seeiung Is a Flower。
クラブの中で響いているかのようなサウンドの始まりが気分をあげる1曲目Glyphic。

直近出していたAmbivert Toolsに通づるようなサウンドがゆっくりと気持ちの良い3曲目Bokketoも気分を落ち着かせるときに聴くと尚最高です。

・Nina Kraviz/Hot Steel
3枚目はこちら。
シベリア出身のDJ、プロデューサー、シンガーソングライターであるNina Kraviz(ニーナ・クラヴィッヅ)。
レーベルтрип(トリップ)主宰。

元々歯科医だったという経歴の持ち主で、レッドブル・ミュージック・アカデミーを経てDJとしてのキャリア、今に至っています。
そんなNina Kravizが、取り組んでいる新しいプロジェクトであるHot Steel。

ニュージーランドからスペイン, ベルギー, イタリア, ドイツ, ポーランド, 米国, カナダ, ロシア, フランス, オランダ, ジョージアの新しいアーティストや既に確立されたアーティストの未発表音源をNina Kravizがセレクションし、4時間程のライブストリームで演奏しました。

その第一弾コンピレーションとして2020年6月19日にリリースされた本作。
まさにNina KravizのDJセットじゃないかと思うような圧巻なセットリスト。

どこを切り取っても気持ちよく聴けて、休みの日の朝からお酒飲みながら聴いたら、レイヴのような気分で楽しめそうです。

新しいアーティストがたくさんいるので、お気に入りトラックからアーティストを掘っていくのもおすすめ。
またBandcampでは、売上の100%をNAACP Legal Defense Fundに提供しています。

・Inigo Kennedy/Strata
4枚目はこちら。
イギリス人テクノプロデューサーInigo Kennedy(イニーゴ・ケネディ)の2018年5月18日リリースのアルバム。

ミニマルテクノレーベルの草分け的存在のベルギーのテクノレーベルTokenの看板アーティストであり、ストーリー性があり、スピリチュアルなサウンドから織りなすテクノサウンドは、ミニマルテクノ好きにおすすめです。

地下のクラブで、一人黙々と聴き続けたい、一人音に乗りながら淡々とお酒を嗜みたい。
みんなで盛り上がるというよりも一人の時間を楽しめるミニマルテクノとして楽しみたいです。

・Dirty Projectors/Flight Tower
5枚目はこちら。
アメリカ合衆国のニューヨーク・ブルックリンで活動するDirty Projectors(ダーティ・プロジェクターズ)の2020年6月25日リリースの新作EP。

デイヴ・ロングストレスのソロ・プロジェクトとして2002年に活動開始した不定形バンドで、現在は6人編成。
今の6人含めると、これまで合計20人のメンバーが入れ替えしています。

ビョークとの共演でも知られています。
個人的には2010年から参戦しているフジロックでの印象が大きい。

個人的参戦初年度の2010年の2日連続出演や一昨年(2018年)のカタカナでコーヒーと書いてある青Tシャツ。笑
やはり、このEPもコーヒーを飲みながら楽しめます。笑

このEPは、今年12月4日リリース予定の5枚組のEP5 EP BOX SETの中から、今年2枚目となるリリース。
Ava Lunaとしても活動するFelicia Douglassをヴォーカルに迎え、メロウな気持ちの良いEPとなっています。

フジロックの昼下がりに、是非今回のEP BOX SETに参加する全ヴォーカル参加のライヴをやってほしいです。